紆余曲折を経て、ようやく兵馬俑博物館のゲートをくぐりました。
ここは発掘中の兵馬俑坑に建屋(原発風に言うと、、)を建てて覆っている施設なので、外観としてはただの巨大なコンクリートの建物です。現在は一号坑から三号坑までが公開されていて、一号坑がもっとも巨大で有名な、いわゆる兵馬俑です。
というわけで、さっそく一号坑に向かいました。
一号坑に入ると、巨大な体育館のようになっていて、見下ろすとその下が発掘された兵馬俑になっています。兵馬俑は世界遺産にもなっている西安最大の見どころですが、正直「がっかり観光地」なのではないかと思っていたのですが、ぶっちゃけ予想以上にすごい!
何がすごいかと言うと、その規模です。
写真などで見る兵馬俑は、兵士像がまるで本物の軍隊のように無数に並んでいる感じでしたが、あれは写真のマジックで、実は写真に映る範囲ぐらいの規模だと思っていたのですが、リアルに体育館全体に一個師団が集結しているぐらいの規模感です。
ここまでさんざん歩かされたのもその規模ゆえで、改めて2000年以上も前にこんなものすごいスケールの権力、文化、行政機構があったのかと思うと、ほんとにすごいです。
個人的にはあまり遺跡には興味がないほうだったのですが、兵馬俑は完全にやられました。始皇帝リスペクト。
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~参考サイト~
・西安の旅行情報サイト
・初心者向けの旅行ガイド
・外国人向けの日本旅行ガイド
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