2012年2月27日月曜日

清真大寺はモスクというよりお寺

さて、清真大寺に入ってみました。大変歴史のあるモスクで、シルクロード全盛の唐の時代に建てられたものだそうです。1000年以上前から西安のイスラム教の中心地であり続けて、今でも現役で使われているらしいので、相当な由緒正しきモスクです。(その割に入口がものすごく地味で面喰いましたが)


入口を入ると、いくつかの門を経て、奥へ奥へと境内が伸びていて、最後に本堂が鎮座する構造になっています。そもそも境内だとか本堂だとか、およそモスクらしくない表現ですが、そうとしか言えないぐらい、見た目は完全に「お寺」です。


こちらが本堂。
建築様式は完全に中国風ですが、よく見るとあちこちにアラビア文字のレリーフがあり、箱は中国式でも中身はイスラムということがなんとなく見てとれます。



こちらは言われないとわかりませんが、いわゆるミナレットだそうです。
ミナレットというか、五重塔みたいですが。


白い帽子をかぶった回族の方々。
こういった光景を見ると、ここがモスクなんだなということが実感できます。


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~参考サイト~
・西安の旅行情報サイト
・初心者向けの旅行ガイド
・外国人向けの日本旅行ガイド
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